仕事を知る

職員インタビュー

一般職員

種苗管理センター 北海道中央農場 業務第1部
(平成28年度 入構)

日本のばれいしょの出発点 新品種の無病化及び増殖

これが私の仕事
日本のばれいしょの出発点 新品種の無病化及び増殖

私が勤務する種苗管理センター北海道中央農場では、種イモのさらに元になる無病健全な原原種を、厳格な生産体系に沿って生産・検査をして配布しています。私が所属する種苗推進チームでは、原原種生産体系における最も初期段階であるミニチューバー(10g前後の小塊茎)の生産を行っており、私はその中で新品種の無病化及び増殖業務を担当しています。
公的な試験場や企業等で開発された新品種を無病化し、その後のミニチューバー生産の元になる培養苗を増殖します。具体的には、新品種の無病化のために茎頂培養により培養苗を作出し、無病確認のため抗血清検定、遺伝子診断、接種検定等の検査を行います。 新品種の業務に携わることは大きな責任を感じますが、将来自分が携わった品種が販売される喜びとやりがいを持って業務に取り組んでいます。

一番うれしかったことにまつわるエピソード
多くのばれいしょ品種に出会える喜び

私が配属されて最も驚いたことは、ばれいしょ品種数の多さでした。 種苗管理センターでは現在80品種の原原種の生産・配布をしており、さらに毎年導入される新品種や調査用種苗の数を加えると100を超える品種のばれいしょを扱っています。
品種の中には、スーパー等で見かける生食用だけではなく、加工用やでん粉原料用品種があり、この仕事をしなければ出会えなかった様々な品種に出会えることはとても魅力的です。それぞれの品種は、形態だけではなく成長速度など多くの特徴的違いがあり、数多くの品種を育てることは様々な知識や経験が必要となりますが、先輩職員の方々から指導していただきながら専門家として成長していきたいと考えています。

農研機構を選んだ理由
植物に関する様々な仕事に挑戦できる

私が種苗管理センターで働きたいと考えたのは、植物に関わる様々な業務を通じて日本の農業に貢献したいと考えたからです。種苗管理センターは、現在私が携わる原原種生産だけではなく、新品種登録における栽培試験、種苗の品質を検査する種苗検査、新品種の権利侵害を防ぐ品種保護など、種苗の管理に関わる総合的機関です。
実際に働いてみると『実験室でのピペット操作からほ場でのトラクター操作まで』本当に様々な業務に携わることができ、様々な知識や技術を身に付けられる点も大きな魅力の1つであると思います。

学生のみなさんへのメッセージ

私は「自分が仕事として何をしたいのか」を強く意識して就職活動をすることが最も大切であると思います。
自分のやりたい仕事とそれに合う企業が見つかれば、実際にそこで働く職員の話を聞いたり働く現場を見ることで、自分がその企業で働くイメージを持てれば自分に合った企業を見つけることができると思います。面接では、自分がその企業で働きたい気持ちを、自分の言葉で素直に伝えることが重要であると思いますので、常に自分らしさを大切にして頑張ってください。