花き研究所

育成品種

花き研究所で育成した品種の紹介です。

品種の一覧

カテゴリ 品種の名称 公表日 概要
草花類
カーネーション種(Dianthus caryophyllus L.)
花恋ルージュ 2010年4月22日
花き研究所
世界初の萎凋細菌病に強い抵抗性のカーネーション品種です。DNAマーカーを利用して、抵抗性個体選抜の効率化 に成功しました。これまで本病害に抵抗性を有する実用品種は世界的にも全く存在せず、その育成が期待されていました。カーネーションの仲間のダイアンサス 属野生種Dianthus capitatusが有する強い抵抗性を15年以上かけてカーネーションに導入し、赤い花の実用品種を育成することに成功しました。本品種の育成過程にお いては、抵抗性個体を効率的に選抜できるDNAマーカーを利用し、育種の効率化を図りました。
草花類
きく種(Chrysanthemum X morifolium Ramat.)
つくば1号 2006年6月21日
花き研究所
「キクつくば1号」は、日本に自生する野生種イソギクとスプレーギクとの種間雑種である。純白緑芯で花形が整い、茎の伸長性に優れ、フラワーアレンジメントにも利用可能な新しいタイプの小輪ギクである。
草花類
カーネーション種(Dianthus caryophyllus L.)
ミラクルシンフォニー 2006年3月 7日
花き研究所
花持ちの優れる品種「ミラクルシンフォニー」は自然老化時のエチレン生成量が極めて少なく、ACC処理を行っても花持ち性短縮程度が小さい。花弁においてはエチレン生合成遺伝子のうちACSの発現が低下し、かつACOの発現が見られない。
草花類
カーネーション種(Dianthus caryophyllus L.)
ミラクルルージュ 2006年3月 7日
花き研究所
花持ちの優れる品種「ミラクルルージュ」は自然老化時のエチレン生成量が極めて少なく、ACC処理を行っても花持ち性短縮程度が小さい。花弁においてはエチレン生合成遺伝子のうちACSの発現が低下し、かつACOの発現が見られない。
観賞樹
ばら属(Rosa L.)
花き研低性1号 2004年7月16日
花き研究所
「花き研低性1号」は、コンパクトなクッション状の樹形となるハマナスである。低樹高のため、管理を省力化できる。開花期は5月から10月で、多花性で連続的に開花し、高温となる8月にも多数開花する。
観賞樹
ばら属(Rosa L.)
花き研低性2号 2004年7月16日
花き研究所
「花き研低性2号」は、樹高が非常に低く扁平な樹形となるハマナスある。低樹高のため、管理を省力化できる。花は八重咲きで、5月から10月に開花する。
観賞樹
つばき属(Camellia L.)
姫の香 2004年2月 3日
花き研究所
ツバキ品種‘小紅葉’とヒメサザンカとの種間交雑により、白地にピンクの縦絞りの入る花色をもつ芳香性ツバキを育成した。本品種は、生育が旺盛で、高い挿し木発根性をもつ。
観賞樹
つばき×茶種(Camellia L.)
春待姫 2003年2月20日
花き研究所
ツバキとチャとの雑種である‘春待姫’は、わい性で、白地にピンク絞りのごく小輪の花を秋から春にかけて多数開花させる。
観賞樹
つばき属(Camellia L.)
雪祭り 2002年12月16日
花き研究所
直立性でやわらかな樹姿を示し、ピンクと白のごく小輪の花を早春に多数開花させる。
観賞樹
つばき属(Camellia L.)
彩祭り 2002年12月16日
花き研究所
テオプシス節野生種間の雑種である

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