花き研究所

花き病害図鑑

モザイク病(モザイクビョウ)

Mosaic (ウイルス)

植物名: アネモネ(ボタンイチゲ) キンポウゲ科 Anemone coronaria
病原菌: Cucumber mosaic virus(CMV)
病徴写真

健全株(左)に比べ、花が小さくまた花弁にモザイク症状が出ている(右)。
病徴:

葉や花弁に淡黄色のモザイクが認められ、生育不良となる。

発生場所:

施設

防除法:

有翅のアブラムシが媒介するため、必ず寒冷しゃで全ての開口部を被覆してアブラムシの侵入を防ぐ。

備考:

アブラムシが媒介する。種子伝染はしないとされている。

文献:

小室康夫・明日山秀文:日植病報20(2-3):77,1955

外部サイト:

日本植物病名データベース

記述者:

植松清次(千葉県暖地園研環境研)

記載日: 2011年6月13日

研究センター