花き研究所

花き病害図鑑

フシダニによる被害(輪紋病)(リンモンビョウ)

Ring spot(節足動物)

植物名: シキミ シキミ科 Illicium anisatum
病原菌: フシダニの一種によるが種名は不明
病徴写真

輪紋症状。ウイルス病ではない。
病徴:

葉に現れる。症状は様々であるが1.一見、ウイルス病的な輪紋症状、 2.モザイク症状、3.一見、薬害のように見える細かい(斑点)モザイク症状がある。このような被害樹では春先に体長約0.15~0.2mmの黄色と橙色のフシダニ2種が生長点付近の葉に多数観察される。なお、本症状は以前、ウイルス病と判断されたが現在では否定された。

発生場所:

露地

備考:

原因はフシダニと呼ばれるウジムシ状のダニの一種、これまでに3種類のフシダニが記録されている。 産地の県では本作物の防除マニュアルが作成されているので参考にされたい。
http://www.pref.kochi.lg.jp/uploaded/attachment/462.pdf#search='シキミ病害虫'

文献:

山下修一:日植病報69(1):47,2003

外部サイト:

日本植物病名データベース

記述者:

築尾嘉章(花き研)、奈尾雅浩(愛媛県農林水産研究所)

記載日: 2012年1月27日

研究センター