生物生態機能研究領域では、農業生態系の機能の維持・向上に関連する生物の機能を解明するための研究を実施しています。
最近の成果 ( プレスリリース より )
- 健康診断の発想に基づく新しい土壌病害管理法 「ヘソディム」 の運用開始について (2015年3月)
- 根粒菌による温室効果ガスの削減 −微生物による世界初のN2O削減技術を開発− (2012年11月)
- 害虫に殺虫剤抵抗性を持たせる共生細菌を発見 −殺虫剤抵抗性は害虫自身の遺伝子で決まるという常識を覆す−(共同発表) (2012年4月)
- 生分解性プラスチックを分解する酵素の大量生産に成功 −農業現場に設置したマルチフィルムを短時間で分解− (2011年11月)
- セルロース系バイオマスから固体発酵でバイオエタノール生産 ―農業・醸造型発酵法で農村地域の資源循環を可能に― (2009年3月)
- 農環研が植物の葉から生分解性プラスチックを強力に分解するカビを発見 ―環境負荷低減と省力化の新技術開発に期待― (2008年10月)
- 農環研が生分解性プラスチックを強力に分解する微生物をイネの葉の表面から発見 ―プラスチックごみの減量と省力化に期待― (2008年3月)
最近の成果 ( 研究成果情報 より )
- 土壌病害を抑制する微生物の活用マニュアルを公開 (2014)
- 細菌間での除草剤分布遺伝子群の伝播に関与すると考えられる大型プラスミド (2014)
- バイオエタノール発酵液の土壌還元消毒効果 (2014)
- 稲発酵粗飼料(稲WCS)を用いたバイオエタノールと家畜飼料の同時生産 (2014)
- 畑土壌における古細菌群の動態と硝化への寄与の可能性 (2013)
- キシロースを用いた生分解性プラスチック(生プラ)分解酵素の大量生産 (2013)
- 多くの種類の生分解性プラスチックを分解できる酵素 −植物葉面に生息するカビの一種が生産− (2013)
- 穀粒を汚染するかび毒を分解する菌の分解酵素遺伝子の解明 (2013)
- コムギ穂からのかび毒デオキシニバレノール分解菌の分離 (2013)
- 栽培管理・土壌理化学性情報と土壌DNA情報を蓄積した 「農耕地eDNAデータベース(eDDASs)」 (2013)
- 次世代型土壌病害管理(ヘソディム)のためのマニュアル (2013)
- 植物の土壌病害への抵抗性を強くする細菌株の選抜 (2013)
- 世界で初めての微生物を用いた温室効果ガス・N2O の削減法を野外で実証 (2012)
- これまで困難だった黒ボク土壌からのRNA抽出法の開発 (2012)
- 土壌環境下、放線菌の抗生物質生産遺伝子群の発現がキチンによって誘導される (2012)
- 酵素と基質の親和性を利用した簡単な生分解性プラスチック分解酵素精製法 (2012)
- 生分解性プラスチック分解性の簡単な評価方法 (2012)
- 赤かび毒デオキシニバレノールを分解する細菌 Nocardioides sp. WSN05-2 株をムギ栽培圃場から分離 (2010)
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