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農業と環境 No.129 (2011年1月1日)
独立行政法人農業環境技術研究所

農環研サイエンスカフェ 「温暖化からお米をまもる!」 が開催された

12月11日(土曜日)、つくばエキスポセンター内の「レストラン滝」でサイエンスカフェを開催しました。

サイエンスカフェとは、喫茶店など身近な場所でお茶を飲みながら、研究者と一般の方々が、科学について気軽に語り合う試みです。農環研では昨年度より、文部科学省の「女性研究者支援モデル育成」事業の一環として、広く一般の方々に研究の魅力と女性研究者への親しみを感じていただく目的で実施しています。

今回は、大気環境研究領域の吉本真由美主任研究員が、温暖化による米への影響について話題を提供し、19人の方に参加していただきました。

今年は、夏の高温による米の品質への影響が問題になっていることもあり、参加した方々はたいへん熱心で、質問も多く出されました。また、米を販売する参加者が、今年度産の米の品質が非常に悪いことを紹介する場面もあり、夏の高温がもたらした影響の深刻さをあらためて実感しました。

さらに、吉本研究員が農業気象を研究することになったきっかけや、研究に対する思いも紹介され、参加者の共感を得ていました。

米屋さん(参加者)が持ってきた今年の米にみんなで注目(写真)

写真1 米屋さん(参加者)が持ってきた今年の米にみんなで注目しました
 

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写真2 吉本研究員は台風の天気図を描いて、自身が農業気象の研究者になったきっかけを紹介しました
 

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写真3 参加者のみなさんから、たくさんの質問がありました
 

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