10月31日(土曜日)と11月1日(日曜日)に、つくばカピオ(茨城県つくば市)で、「つくば科学フェスティバル2015」 が開催されました。
このイベントは、青少年が楽しみながら科学の楽しさや大切さを学ぶ科学イベントとして、つくば市などが毎年開催しています。2015年も市内の多くの研究機関や学校・団体が、科学実験や体験・展示など、さまざまな企画を実施しました。
農業環境技術研究所は、2015年が国際土壌年とされたことにちなみ、2日間にわたってブース展示「土の不思議」をおこないました。今年は、研究所のほ場で採取した高さ6mに及ぶ巨大土壌断面標本(土壌モノリス)を中心に、さまざまな種類の土壌モノリスの展示と解説、土壌生物の観察を楽しんでいただきました。
また、つくば市が進める学校と研究所の連携企画の一環として、今年、農環研は、つくば市立茎崎中学校の科学部の生徒に土壌についての「科学出前レクチャー」を行いました。生徒たちはその成果を「光る泥団子作り」企画として科学フェスティバルに出展し、たくさんの来場者を楽しませました。
写真 土の中の生物を顕微鏡で観察しました
写真 さまざまな場所の土壌を比較できます
写真 足元に広がる10万年分の土壌
写真 全問正解をめざせ! クイズに挑戦!