農業環境技術研究所は平成27年8月26日から28日まで、つくば国際会議場(茨城県つくば市)などにおいて、MARCO シンポジウム 2015 「モンスーンアジアにおける農業環境研究の挑戦」( MARCO International Symposium 2015 : Next Challenges of Agro-Environmental Research in Monsoon Asia ) を開催します。
開催趣旨
モンスーンアジアの農業環境は、その恵まれた気候条件から水田耕作を中心とした高い持続的生産性と豊富な生物多様性を維持してきました。しかし、地域の急速な人口増加と経済発展に伴って、農業環境に関するさまざまな問題が顕在化しています。これに対し、2006年の農環研国際シンポジウムにおいて、モンスーンアジア農業環境研究コンソーシアム(MARCO)が形成され、定期的な国際シンポジウム等の開催、情報交換のためのウェブサイトの開設、研究者の招へい・派遣等人材育成などが図られ、MARCO のもとでの国際的な連携が推進されて来ました。
MARCO シンポジウム 2015 では、これまでの MARCO の活動において活発な連携が図られてきた研究課題(気候変動、生物多様性、化学物質汚染、土壌保全)を中心に、関係する国内外研究機関から専門家を招へいし、これらの主要研究課題に関する最新の情報交換と議論を行います。同時に、他の研究課題も含めて、今後のモンスーンアジアにおける農業環境研究の研究方向や連携強化について議論します。
開催時期: 2015年8月26日(水曜日) 〜 28日(金曜日)
開催場所: つくば国際会議場(茨城県つくば市竹園2−20−3) ほか
参集範囲: 国立研究開発法人、大学 など
プログラムの詳細は、MARCO シンポジウム 2015 特設サイト をご覧ください。
なお、一部の講演について図表のPDFファイルを公開していますので、ご覧ください。(2015年10月21日)