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外来植物のリスク評価と蔓延防止策  
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■外来植物図鑑

 

ハイイロヨモギ

科名
キク
和名
ハイイロヨモギ
学名
Artemisia sieversiana Willd.
写真
ハイイロヨモギ
解説・説明
 ヒマラヤ、モンゴル、シベリア、中国、朝鮮原産。キク科の1〜越年草で、高さは0.5〜1.5m。悪臭がある。ヨモギ属は世界で約250種が知られる。日本には約30種が自生する。ヨモギ属の植物には、アルテミシア等の総称で流通するものも含め、複数種が観賞用に利用されている。観賞用キクの接ぎ木台としても導入された。

  法面緑化等への利用により、外国産のヨモギ、オオヨモギ、カワラニンジン、カワラヨモギ、イワヨモギが確認されている。1952年に長野県千曲川河川敷で野生化が確認された。在来種との競合、駆逐とともに、近縁種の遺伝子浸透のおそれが指摘されている。

  日当たりが良い平地で弱酸性土壌に多い。肥沃地を好む。開花期は9〜10月。風媒花。

外国産の郷土種ヨモギや関連種は遺伝的撹乱が危惧されるので慎重な検討が必要である。
化合物名
 
化学式
ハイイロヨモギ

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