■外来植物図鑑
|
アメリカオニアザミ
- 科名
- キク
- 和名
- アメリカオニアザミ
- 学名
- Cirsium vulgare (Savi) Ten.
- 写真
- 解説・説明
- ヨーロッパ原産。キク科の越年草または短命な多年草で、高さは0.5〜1.5m、茎葉には棘がある。アザミ属は世界に約250種ある。日本に自生するのは約50種。セイヨウトゲアザミなどの野生化が報告されている。アザミ属は、自生種のノアザミや、アザミ等の総称で流通しているものも含め、数種が観賞用等に利用されている。
1960年代北海道で確認された。北アメリカからの輸入穀物や牧草への混入による、非意図的導入によると考えられる。北海道〜四国でみられる。
自然度の高い環境や牧草地に侵入するため、在来種や牧草と競合・駆逐のおそれがある。また、鋭い棘を持つ植物なので、家畜や草食動物の有害植物となっている。
肥沃で湿った土地を好む。開花期は7〜10月。虫媒花。痩果は、風、雨、動物、人間などにより伝播される。
- 化合物名
-
- 化学式
-
このページの先頭へ |
|
|
|
|
|