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外来植物のリスク評価と蔓延防止策  
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■外来植物図鑑

 

ショクヨウガヤツリ

科名
カヤツリグサ
和名
ショクヨウガヤツリ
学名
Cyperus esculentus L.
写真
ショクヨウガヤツリ
解説・説明
 ヨーロッパ原産。カヤツリグサ科の多年生草本で、高さ0.3〜1.2m。別名キハマスゲ。地中海沿岸域や西アフリカ等で塊茎を食用にするの栽培型がある。カヤツリグサ属は世界で700種が知られ、日本の自生種は10数種。

  1980年頃栃木県那須で確認された。輸入乾草に混入して侵入した。トラクターの移動などにより分布を拡大し、全国で発生が確認されている。

  塊茎による繁殖力が旺盛で、牧草地や飼料畑で難防除雑草となる。トウモロコシ畑に発生した場合、トウモロコシを枯死させることがあるという。

  日当たりの良い所を好む。土壌の種類は選ばない。開花期は8〜10月。風媒花。1株当たり9万個の種子をつける。1本の茎が一年間で茎数1,900、塊茎数7,000まで増殖し、1m2当たりの塊茎数が1万個に及ぶこともある。塊茎には休眠性がある。トウモロコシやソルガム等に対するアレロパシー作用が報告されている。
化合物名
 
化学式
ショクヨウガヤツリ

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