このページではJavaScriptを使用しています。

 

外来植物のリスク評価と蔓延防止策  
ホーム プロジェクト紹介シンポジウム一覧Q&A外来植物図鑑掲示板
 > ホーム > 外来植物図鑑 > ホテイアオイ

■外来植物図鑑

 

ホテイアオイ

科名
ミズアオイ
和名
ホテイアオイ
学名
Eichhornia crassipes (Mart.) Solms-Laub.
写真
ホテイアオイ
解説・説明
 南アメリカ(ブラジル)原産。ミズアオイ科の浮遊性の水草で、高さは0.1〜1.5mになる。底土を入れて根をはらすと生育や花付きが良くなる。ホテイアオイ属は世界で6種が知られるが、日本には自生種はない。明治中期に観賞用、家畜飼料として導入された。1972年に野生化確認。本州以南に分布する。水面を覆い尽くし光を遮ることで在来の水生植物を抑圧し、アレロパシー作用等を通じて水生生物全体へ影響するおそれがある。栄養体からの再生能力は極めて盛んで、4ヶ月で6株が4000株に増えた事例がある。金魚用の浮き草として、熱帯魚店、ホームセンターなどで広く流通・販売されている。窒素やリンを吸収するので水質浄化を目的として自治体等が放流したことがある。オーストラリアでは持ち込み禁止植物とされ、国際自然保護連合(IUCN)の世界の侵略的外来種ワースト100に含まれる。
化合物名
 
化学式
 

このページの先頭へ

 

プロジェクトのトップページへ農業環境技術研究所のページへ

Copyright 2005 (c) NIAES
お問合せ サイトに関して