!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd"> コカナダモ - 外来植物図鑑

 

外来植物のリスク評価と蔓延防止策  
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■外来植物図鑑

 

コカナダモ

科名
トチカガミ
和名
コカナダモ
学名
Elodea nuttallii (Planch.) H. St. John
写真
コカナダモ
解説・説明
 北アメリカ原産。トチカガミ科の沈水性の多年草で、長さは1m以上になることもある。コカナダモ属は世界で5種が知られるが、日本に自生種はない。海外では、カナダモE.canadensisが問題になっており、強いアレロパシーを持つとの報告がある。在来種のクロモや、外来種のオオカナダモと類似している。戦前に植物生理学の実験用に導入されたと言われる。1961年琵琶湖の北湖で野生化が確認され、尾瀬沼などで異常繁殖した。各地の湖沼に侵入し、クロモ等の在来の水生植物と競合し駆逐している。既に広範囲に蔓延している。栄養体からの再生能力、栄養繁殖が旺盛で、殖芽や茎葉切片で繁殖する。密集した集団を形成する。侵入経路は不明。日光国立公園内で、中禅寺湖ではコカナダモの除去活動が行われている。オオカナダモと同様に、異常繁殖した後、衰退して安定または消滅するが傾向がある。
化合物名
 
化学式
 

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