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外来植物のリスク評価と蔓延防止策  
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■外来植物図鑑

 

キショウブ

科名
アヤメ
和名
キショウブ
学名
Iris pseudoacorus L.
写真
キショウブ
解説・説明
 ヨーロッパ〜西アジア原産。アヤメ科の抽水性の多年草で、高さ0.5〜1.3mになる。アヤメ属は世界で約300種が知られる。日本には約10種が自生する。本種以外にジャーマンアイリスなどの園芸品種の総称や、イチハツなどの逸出が報告されている。ハナショウブに似るが、花被片は鮮黄色なのが特徴である。明治30年頃に観賞用として導入され、現在では全国にみられる。繁殖力が強く、海外では水路等の雑草になっており、日本でも水辺の在来種と競合・駆逐のおそれがある。すなわち、日本のアヤメ属のうち、カキツバタ等の5種類が絶滅危惧種であり、それらの遺伝的攪乱のおそれがある。また、繁殖力が強いので、水辺の在来種と競合し、駆逐するおそれがある。一方、水中の窒素、リン、塩類の吸収性に優れ、美しい花を咲かせる植物なので、「ビオトープ創出」等のために利用される事がある。
化合物名
 
化学式
 

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