>
ホーム
>
外来植物図鑑
> ギンネム
■外来植物図鑑
ギンネム
科名
マメ
和名
ギンネム
学名
Leucaena leucocephala
(Lam.) de Wit
写真
解説・説明
中南米原産。マメ科の常緑広葉樹で、高さ1〜10mに達する。ギンゴウカン属は世界で約50種が知られる。日本には自生種はない。ネムノキに似ているが、花は白い。別名ギンゴウカン。
小笠原に明治時代初期に、沖縄には明治時代末期に導入された。緑化、緑肥、飼料、砂防用、薪炭、パルプ用材のための植林用として利用される。植栽地から周辺の空地や道路沿いの攪乱地などに侵入し、放棄された畑や宅地などに急速に分布を広げている。ギンネムが侵入した林では、在来樹種による二次遷移が進行せず、種多様性が低いことが報告されている。深根性で、耐旱性や耐塩性には優れるが、耐湿性は低く、排水の良い土壌を好む。開花はほぼ一年中。豆果は重力散布で散布力は弱い。大量の埋土種子を形成し、種子から容易に発芽する。アレロパシーが強い。1985年頃から、ギンネムキジラミによって、急速に枯死する現象も観察されている。
化合物名
化学式
このページの先頭へ