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外来植物のリスク評価と蔓延防止策  
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■外来植物図鑑

 

ナガミヒナゲシ

科名
 
和名
ナガミヒナゲシ
学名
Papaver dubium L.
写真
キシュウスズメノヒエ
解説・説明
 原産地は地中海沿岸。一年草または越年草。茎や葉には毛がやや密に生える。茎は高さ10〜60cmで直列し、大きい株では上部で分枝する。葉は1〜2回羽状深裂で、茎葉では基部の裂片が大きくなり3出状になる。花は春から初夏、枝の先端に単生。大きいもので径約5cm、つぼみの時は下を向いていて、2枚の長い開出毛が密生する萼片に包まれているが開花時に直立し、萼片が脱落する。花弁は十字対生する4枚で朱赤色。雌蕊は花柱がなく、柱頭は円盤形で4〜8本の放射条がある。雄蕊は多数。刮ハは長卵形で無毛、熟すと薄茶色になり、先端の円盤の下に隙間が出来、隙間から種子がこぼれ落ちる。麻薬成分を含まないので栽培は禁止されていないが、ケシと交配する可能性を示唆した論文がある。近年道路端や畑で急速に増加しており、リスク評価が必要である。
化合物名
 
化学式
 

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