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外来植物のリスク評価と蔓延防止策  
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■外来植物図鑑

 

ハリエニシダ

科名
 
和名
ハリエニシダ
学名
Ulex europaeus L.
写真
 
解説・説明
 西ヨーロッパ原産。マメ科の常緑低木で、高さは1−2.5m程度。鋭い棘がある。ハリエニシダ属は地中海沿岸からヨーロッパにかけて約20種が分布する。八重咲きの園芸品種もある。

  明治初年ごろに観賞用に導入され、1886年に小石川植物園で栽培の記録がある。1950年に横浜市での定着が記録され、本州(神奈川、和歌山、島根)、四国などへの定着が報告されている。

  国際自然保護連合(IUCN)の世界の外来種ワースト100種で、海外で問題になっている。鋭く長い棘があるため、牧草地等に侵入すると家畜に有害で防除しにくい。密な群落を形成するので、一度定着すると頑強な植物である。

  日当たりの良い所を好み、土壌環境に対する適応性が大きい。初春と秋に開花する。根茎により繁殖する。Pheloungらの手法によるリスク評価得点は20点で、生態的、経済的に重大な損害を起こしうるとされた。
化合物名
 
化学式
 

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