2003年



8月のセミナー予定





有機化学物質研究グループ
平成15年度連続セミナー(第7回)
    日 時 : 8月5日(火) 16:00〜17:00
    場 所 : 5階中会議室(547号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
アブラムシ研究は農環研の課題にねじ込めるのか?
Aphids in agro-environmental research
鈴木 健 大 津
838-8302





第449回気象談話会
    日 時 : 8月21日(木) 15:00〜
    場 所 : 153号室

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
イランの農業について
Agriculture in Iran
Dr.Mohammad Banayan
(Ferdowsi Univ. of Mashhad IRAN)
桑 形
838-8202





有機化学物質研究グループセミナー
    日 時 : 8月26日(火) 16:00〜17:00
    場 所 : 5階中会議室(547号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
神奈川農総研で行っている酸化チタンの利用研究
The applied research of the titanium dioxide in Kanagawa Prefectural Agricultural Research Institute
草野 一敬 大 津
838-8302





第15回生態システム研究セミナー
    日 時 : 8月27日(水) 15:00〜17:00
    場 所 : 5階中会議室(547、549号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
生物多様性の進化的評価:巨大系統樹を推定する新しいプログラムの開発
Evolutionary assessment of biodiversity: A new software for calculating larger phylogenetic trees
三中 信宏 岩 崎
838-8226
坂 本
838-8228
窒素負荷と森林の窒素循環
Effect of atmospheric nitrogen deposition on nitrogen cycle in forest ecosystems
大浦 典子
内   容
・生物多様性の進化的評価:巨大系統樹を推定する新しいプログラムの開発
 生物の多様性は進化的な起源をもつので,生物間にどのような系統関係があるのかを推定することは生物相のインベントリー,系統分類体系の構築,生物資源の評価にとって不可欠である.近年,とりわけ遺伝子情報の蓄積により,系統樹推定に用いられる形質データのサイズがますます巨大化する傾向が強まってきた.形質数だけでなく,端点(種数)の数が増大するとともに,最節約法や最尤法のような最適性基準(目的関数)による系統樹の離散最適化を行なう手法では,いかにして効率的にかつ高速に最適系統樹を計算するかという問題がつねに直面することになる.とりわけ,計算複雑性の点でもはや完全探索が不可能である以上,発見的探索のためのアルゴリズムを高速化する必要がある.いま共同開発を進めている系統スタイナー樹アルゴリズム〈Bogen〉は,端点数1万個に達するケースにも対応できるように,許容し得る計算時間内で最節約系統樹を探索するアルゴリズムである.今回は,このアルゴリズムを紹介し,巨大系統樹計算について論じる.
・窒素負荷と森林の窒素循環
 人間活動に伴い大気中に放出された窒素は、周辺地域への窒素負荷増加をもたらし、生態系の物質循環に影響を与えると考えられている。窒素が生長の制限要因になっているといわれてきた温帯林においても、渓流への硝酸流出が見られる地域もあるなど、状況は変わりつつある。窒素負荷量の異なる森林や里山を対象に実施してきた物質循環調査の結果をもとに、林床から放出されるN2O(亜酸化窒素)の発生特性や、土壌−植物系内の窒素循環と窒素負荷量との関係について検討する。





第2回NIAES昆虫グループセミナー
    日 時 : 8月27日(水) 15:00〜17:00
    場 所 : 4階中会議室(453号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
走査トンネル顕微鏡によるフェロモン分子の観察 河津  圭
(東京大学)
山 中
838-8253
An individual-based model for sex-pheromone-oriented flight patterns of male moths 山中 武彦