2003年


10月のセミナー予定





有機化学物質研究グループセミナー
(海外出張報告)
    日 時 : 10月7日(火) 16:00〜17:00
    場 所 : 5階中会議室(547号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
シュードモナス2003に参加して
Report on Pseudomonas 2003 International Meeting
小川 直人 大 津
838-8302





平成15年度微生物・小動物研究グループ
セミナー(第5回)
    日 時 : 10月20日(月) 16:00〜17:00
    場 所 : 1階会議室(153号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
植物常在細菌を調査する上での素朴な疑問
Questions in the research of plant resident bacteria
西山 幸司 土 屋
838-8268
我が国の農業環境における Ralstonia solanacearum レース4の定着について
On the colonization of Ralstonia solanacearum race 4 in agro-environment in Japan
土屋 健一
内   容
・植物常在細菌を調査する上での素朴な疑問
 土壌や水中の細菌では,培地上に分離できるものは全生息細菌のほんの一部にしか過ぎないとされている。同じことが植物葉上に生息する細菌にも当てはまるのだろうか。植物病原細菌では植物との親和性が確立しており,旺盛な増殖は宿主上に限られる。通称常在菌といわれる非病原菌は,植物に親和性を持つのだろうか,それとも偶然に居るだけなのだろうか。それらの菌は旺盛に生活しているのだろうか,死に絶えない程度に生き延びているだけなのだろうか。培地上で抗菌活性を示すものは葉上でも活性を発現しているのだろうか。などなど,疑問は尽きない。
・我が国の農業環境における Ralstonia solanacearum レース4の定着について
 1995年以来、高知県において発生し、その拡大が懸念されるショウガ科植物の青枯病は、従来、我が国に存在する同病原細菌系統によるものではなく、外来性のレース4によることが、国内外分離株のDNA解析から推察された。
 今回は、同病原細菌の起源、侵入そして拡大経路について考察する。





有機化学物質研究グループセミナー
(海外出張報告)
    日 時 : 10月21日(火) 16:00〜17:00
    場 所 : 5階中会議室(547号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
SETAC ASPC 2003 に参加して
Report on SETAC ASPC 2003 in Christchurch
大津 和久 大 津
838-8302





第20回分析センターセミナー
    日 時 : 10月21日(火) 15:00〜
    場 所 : 共同分析センター 1階 共同研究室

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
カドミウムの食品規格に関する話題
A topic of a standard for cadmium in food
荒尾 和人 馬 場
838-7351
大豆、稲におけるカドミウム吸収の遺伝的差異
Genotypic differences in cadmium uptake in soybean and rice





第451回気象談話会
    日 時 : 10月23日(木) 15:00〜
    場 所 : 153号室

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
畑の不耕起栽培は温室効果ガスの発生を抑制できるか?
Can we reduce emission of greenhouse gases from upland by no-tillage cultivation?
野内 勇 桑 形
838-8202
東ユーラシアにおける農業水資源評価のための大陸スケールの水循環モデリング
Continental scale water circulation modeling for assessments of agro-water resources in East Eurasia
石郷岡 康史





第17回生態システム研究セミナー
    日 時 : 10月29日(水) 15:00〜17:00
    場 所 : 5階会議室(547、549号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
二酸化炭素の増加が水田土壌の物質循環に与える影響とそのモデリング
Modeling of the effect of CO2 enrichment on the biogeochemical processes in paddy soil
麓 多聞 岩 崎
838-8226
坂 本
838-8228
偏光反射特性の地上測定による農作物の葉群構造評価
Polarized reflectance measurement for assessing crop canopy structure
芝山 道郎
内   容
・二酸化炭素の増加が水田土壌の物質循環に与える影響とそのモデリング
 大気中のCO2の増加が水田生態系に与える影響を解明するため、岩手県雫石町の水田で開放系CO2増加実験(FACE)を行っている。FACEでは大気中のCO2濃度を約550ppmに増加させ、イネの生育、土壌の酸化還元、メタン放出などに与える影響を観測した。これらのデータをもとに生物地球化学モデルDNDCを改良し、CO2の増加が水田土壌の物質循環に与える影響のモデリングを試みた。
・偏光反射特性の地上測定による農作物の葉群構造評価
 広い波長範囲で、反射率と偏光とを同時観測できる測器を用い、各種作物個体群のさ まざまな生育ステージにおける反射・偏光特性データを収集している。これまでの実 験により、偏光は、従来の反射率では判別困難な作物種間の違いの判別や、2種類の 草種の混生率推定精度向上、あるいは生育ステージの進行にともなう葉の傾斜角分布 の変化検出などユニークな応用の可能性を秘めていることが明らかになりつつある。





植生研究セミナー
    日 時 :10月30日(木) 15:00〜17:00
    場 所 : 5階中会議室(547号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
バンレイシ科テトラヒドロフランアセトゲニン類の構造決定 荒谷 博 荒 谷
838-8246
鳥類及びアシナガバチ類の消長からみた農環研構内樹林地(生態系保存園)の管理方法について 原田 直國