農業環境技術研究所 最終更新日: 2008年 2月 14日 農環研NIAESロゴ
 2月のセミナー予定
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セミナー開催記録

土壌環境研究領域セミナー
平成19年度(第11回)
日 時 : 2月4日(月) 15:30~17:30
場 所 : 4階会議室(453号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
中性子即発γ線分析法(PGA)による玄米中カドミウム濃度の定量 櫻井 泰弘 前島
838-8314
石川
838-8315
内   容
 日本原子力研究開発機構の実験炉(JRR-3)に設置されている即発γ線分析装置の紹介と、この装置を用いた玄米中カドミウムの定量例を示す。
テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
作物による土壌カリウムの収奪とケイ酸の可溶化 杉山 恵 前島
838-8314
石川
838-8315
内   容
 カリウム供給力が異なる鉱物を施用したポット試験から、従来作物が直接利用できないとされている非可給態カリウムをリクトウ、トウモロコシが吸収するなど、作物によってカリウム吸収能は異なることが明らかとなった。また、栽培跡地の易溶性ケイ酸(2.5%酢酸抽出)および作物のケイ酸吸収量から、カリウム吸収能の高い作物は土壌中の非可給態カリウムを減少させるだけではなく、土壌ケイ酸の可溶化を促すことが示された。この現象は長期三要素試験圃場でも確認された。



物質循環研究領域セミナー
平成19年度(第3回)
日 時 : 2月19日(火) 10:30~12:00
場 所 : 5階会議室(547号室)

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
土壌保全調査事業を担っている現場の話 金子 文宜
(千葉県農業総合研究センター)
菅原
838-8322
内   容
 炭素・窒素広域評価RPや温室効果ガスRPでは、数理モデルの検証に定点調査のデータベースを活用しているので、定点調査がどのように行われているかを詳しく把握する必要に迫られている。そこで、土壌保全調査事業全国協議会の会長であり、千葉県における同事業の実務担当者である金子文宜氏を講師として招へいし、現場の話を拝聴した上で、意見交換を行う。なお、講師には事前に質問票をお送りし、当領域の実情に即した講演をしていただく予定である。



生物多様性研究領域
臨時セミナー
日 時 : 2月25日(月) 11:00~12:00
場 所 : 2階(237号室)
講演者について:東南アジアを代表する雑草学者で、アジア太平洋雑草学会の幹事を歴任された。 外来雑草問題、雑草イネ、遺伝子組換え植物、アレロパシーの研究が主たるテー マ。55歳。

テ ー マ 講 演 者 連 絡 先
侵略的外来雑草と除草剤抵抗性雑草が生物多様性に及ぼす影響について
Recalcitrant invasives, herbicide resistant weeds, and biodiversity ? Non-ceremonial relationships?
バキ・ベイカー教授
(マレイシア国立マラヤ大学教授)
平舘
838-8246
内   容
 マレイシアを中心に、侵略的外来雑草および除草剤抵抗性雑草の現状と対策に ついて概説する。とくに、政府レベルで、これらの問題に対する対策をすみやか に講じるべきであることを提案し、その根拠を示す。Abstract

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