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独立行政法人農業環境技術研究所
平成19年8月1日
独立行政法人農業環境技術研究所では、下記研究職員 (若手育成型任期付研究員) の募集を行っております。
記
任期付き研究員(若手育成型) ・ 各ポスト1名
平成19年12月1日からなるべく早い時期
なお、本募集により採用された任期付研究員について、希望者には任期満了のおよそ1年前までにテニュア審査を実施し、合格すれば任期の定めのないパーマネント研究者として継続して雇用することが可能になっています。
これまでの研究内容の要約(A4判1枚、書式自由)、及び業績リスト (記載例 [PDF file] に従って記載)
※ 応募書類は返還しません
農業環境技術研究所の規程に基づき決定
(詳細はお問い合わせ下さい)
305-8604 茨城県つくば市観音台3−1−3
独立行政法人農業環境技術研究所
総務管理室 小山英也
平成19年10月4日(木) (必着)
(応募者の今までの研究及び採用された場合の抱負に関して、15分程度のプレゼンテーションをしていただきます)
宮下清貴 (研究統括主幹) 029-838-8143 E-mail: kmiyas@affrc.go.jp
小山英也 (総務管理室主査) 029-838-8156 E-mail: oyama@niaes.affrc.go.jp
(別紙)
地球温暖化が作物生産に及ぼす影響の解明と適応技術の開発
IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第4次報告書で指摘されているような今後の気候変化に対応するために、適応策と緩和策を組み合わせることにより、農業生産に対するリスクを低減することが求められている。このため、大気CO2濃度の上昇に伴う温暖化や異常気象などの気象環境要因が作物の生育・収量に及ぼす影響を、作物の形態、生理、群落の物理環境的観点から解明し、地球温暖化の影響評価手法の高度化や適応のための技術開発に資する。
・ キーワード:地球温暖化、環境作物生理学、環境制御・計測
・ 採用時に博士の学位を有する者
・ 作物の栽培生理、環境応答、圃場での環境制御・計測に高度な知識、技術、経験があり、地球温暖化が農業に及ぼす影響の検出、評価、適応技術の開発に強い関心を有する者
農薬の生態リスクの高度評価手法の開発
昨今、農耕地に投入された農薬の生態系に対する影響への関心がますます高まっていることを受け、農薬取締法が改正されるとともに、農業環境保全を目的とした各種事業などが実施されている。そうした背景のもと、科学的知見に裏付けされた農薬の生態リスク評価の高度化が強く求められている。このため、農業と関連した河川・湖沼生態系を中心に、農薬など有機化学物質を主な対象とした暴露および生態毒性の評価手法の高度化を図るとともに、個体群動態や不確実性を考慮した新たなリスク評価手法の開発を行う。
・ キーワード:農薬、生態リスク評価、不確実性、個体群
・ 採用時に博士の学位を有する者
・ 化学物質の生態リスク評価に関して最新の知識と経験を有し、さらに水生生物の個体群生態の解析による毒性評価や、動態予測モデルによる暴露評価に関する研究に精通し、上記内容の研究課題を広域的視点から遂行できる者