農村には水田、畑、樹園、草地、林地などを含む農業生態系があり多様な生物を育んでいます。1980年代以降、国内外において、農業生態系の生物多様性を保全し自然と調和した豊かな環境を確保しようとする動きがあります。一方、過度の農業開発によって、農村をすみかにしている生き物の中には生息の場を失っている種類もいます。現在、多くの研究者が農業生態系に生息する生物の実態を正面から見すえ、生物多様性の現状を理解し保全と活用をめざした調査・研究を進めています。
今回の農業環境シンポジウムでは、これまでの研究の中で得られた成果を広く公開し、農業生態系における身近な生物多様性の保全と活用について考えるとともに、これからの研究や政策に生かすことを目的とします。
開催日時: 2008年2月1日(金曜日) 13:00−17:00
開催場所: 東京国際フォーラム ホールD5
主催: 独立行政法人 農業環境技術研究所
後援: 農林水産省、 日本学術会議
参加費: 無料
参加申込: 「第29回農業環境シンポジウム」 特設サイト (対応するURLが見つかりません。2012年8月) での参加登録は終了しました。
参加登録をされていない方は、当日、シンポジウム会場の当日受付デスクにおいでください。