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第4回 農業環境インベントリー研究会
農薬等化学物質のリスク評価を効率的に行うための
インベントリーの構築

(NIAES 30周年記念ワークショップ)
(2014年2月27日)

農環研30周年ロゴ

独立行政法人農業環境技術研究所は、2014年2月27日(木曜日)、午後、つくば国際会議場(エポカルつくば)において、第4回 農業環境インベントリー研究会 「農薬等化学物質のリスク評価を効率的に行うためのインベントリーの構築」 を開催します。

現代農業において農薬は不可欠な農業資材であり、品質の高い農作物の安定生産に大きく貢献しています。その一方で、農耕地等で使用される農薬成分の一部が水系へ移行することによる河川生態系への悪影響が懸念されています。農薬等化学物質の生態リスク評価を行うためには、生物種に対する毒性の程度と曝露濃度を把握する必要がありますが、適切な評価結果を得るためには、信頼性の高い化学物質に関する情報 (物理化学性、毒性データなど) に加え、環境要因などさまざまな情報が必要とされます。

農業環境インベントリーセンターでは、農業環境を構成する重要な要素である土壌、昆虫、気象などを対象として個別のデータベースの整備・拡充を行うとともに、これらデータベースの統合化を進めています。

本研究会では、農薬など化学物質のリスク研究に携わる専門家より最近の研究事例を紹介し、リスク評価を効率的に行う上で、当所のデータベースを含むさまざまな情報基盤の重要性を確認するとともに、今後の課題について議論します。

開催概要

開催日時: 平成26年2月27日(木曜日) 13:00−17:30

開催場所: つくば国際会議場(エポカルつくば) 中ホール 200
(茨城県つくば市竹園2丁目20番3号)(周辺地図

主催: 独立行政法人 農業環境技術研究所

対象: 行政、独法研究機関、公設研究機関、大学、民間 ほか

参加: 参加無料

※ ワークショップ終了後、17:45 から、会費制(\ 4,000)による情報交換会がございます。

プログラム

議事進行 農業環境技術研究所 對馬 誠也

13:00 主催者挨拶

農業環境技術研究所 理事長 宮下 C貴

13:05 来賓挨拶

農林水産省農薬対策室長 瀬川 雅裕
環境省農薬環境管理室長 更田真一郎

13:15 趣旨説明 「農薬インベントリー」の構想と本研究会の位置づけについて

農業環境技術研究所  稲生 圭哉

司会 農業環境技術研究所 稲生 圭哉

13:25 基調講演: 化学物質の健康リスク等の情報基盤整備の現状

横浜国立大学     小林  剛

14:10 化審法における化学物質の情報基盤の整備・活用について

製品評価技術基盤機構 中村  淳

14:45 休憩 [ 土壌・昆虫・微生物標本、データベース等インベントリー展示 ]

15:15 地理空間に関するオープンデータの現状と暴露評価への活用

農業環境技術研究所  岩崎 亘典

15:50 AIST-MeRAM:化審法対応可能な実務的生態リスク評価管理

産業技術総合研究所  林  彬勒

16:25 農薬インベントリーを構成する様々なデータベースの構築と生態リスク評価への活用

農業環境技術研究所  永井 孝志

17:00 総合討論 (司会:農業環境技術研究所 稲生 圭哉)

17:30  閉会

情報交換会

時間: 17:45−19:15

場所: つくば国際会議場(エポカルつくば) エスポワール(1Fレストラン)

会費: 4,000 円

事前参加登録:

参加ご希望の方は、参加申込書( Word ファイル(30 KB)あるいは PDF ファイル (104 KB))に必要事項をご記入の上、下記へ メール または FAX でお知らせ下さい。

情報交換会へのおおまかな参加人数を把握したいので、なるべく2月23日(日曜日)までにお知らせください(それ以降の登録、当日の参加も可能です)。

電子メール(開催事務局): inventory0227@niaes.affrc.go.jp

電話/FAX: 029-838-8351

事務局・問い合わせ先:
〒305-8604 茨城県つくば市観音台3-1-3
(独)農業環境技術研究所 農業環境インベントリーセンター 對馬 誠也・吉松 慎一
電話/FAX: 029-838-8351 
E-mail(事務局): inventory0227@niaes.affrc.go.jp

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