国際情報
IAEA(国際原子力機関)、ICRP(国際放射線防護委員会)、コーデックス委員会などの国際機関の新着情報や刊行物を紹介します。
新着情報
- 2014年06月06日
- 国際放射線防護委員会(ICRP)発行 の報告書の日本語版が掲載
- ICRPが発行するICRP Publication 60、103、109、111について日本語版が無料ダウンロードできます。
- 2013年10月24日
- 国際原子力機関(IAEA)のフォローアップミッションのサマリーレポートの公表
- 国内の除染活動の評価と助言を行うため来日した国際原子力機関(IAEA)のフォローアップミッションで、とりまとめられたサマリーレポートを公表しました。
- 2013年10月15日
- 国際原子力機関(IAEA)の除染ミッションの来日について
- IAEAおよび各国の専門家16名が国内の除染活動の評価と助言を行うため来日し、政府関係者との意見交換や福島で現地調査を行い、サマリーレポートを提出・公表する予定です。
- 2013年09月20日
- 除染の進捗状況などの報告が掲載
- 環境省が作成した除染の進捗状況に関する英文の報告書が掲載されています。
- 2013年04月10日
- 福島県がIAEAとの環境関係の協力プロジェクト 3 件を追加
- 「河川・湖沼における放射性核種の動態調査」、「野生動物における放射性核種の動態調査」、「河川・湖沼等の除染技術検討事業」が追加締結されました。
- 2013年03月29日
- 日本語訳「チェルノブイリ原発事故による環境への影響とその修復:20年の記録」を公表
- 2006年にIAEAがチェルノブイリ原子力発電所事故による環境の放射能汚染と修復技術、人の被ばくレベル、植物・動物への放射線の影響についてとりまとめた報告書の日本語訳が掲載されています。
- 2013年02月07日
- 福島第一原子力発電所状況報告書(2012年12月28日)(英語)が公開
- 2012年11月30日現在の警戒区域などのマップや2012年11~12月に公表された食品の基準値超えのデータなどが掲載されています。
- 2012年11月09日
- 福島第一原子力発電所状況報告書(2012年9月28日、11月2日)(英語)が公開
- 食品の放射能モニタリング等の情報が報告されています。
- 2012年09月01日
- 福島第一原子力発電所状況報告書(2012年8月31日)(英語)が公開
- 食品の放射能モニタリング等の情報が報告されています。
- 2012年07月15日
- 第3回福島ダイアログセミナーの結論と勧告(英語と日本語)が掲載
- 7月7~8日に伊達市で開催されたイベントの報告がまとめられています。「陰膳測定による食品のセシウム(コープ福島 佐藤理)」、「伊達市における稲の試験作付-水田生態系における放射性セシウムの動き(東京大学 根本圭介)」などの話題提供がありました。
刊行物
- ICRP Publication 109 緊急時被ばく状況における人々の防護のための委員会勧告の適用(PDF:4.9MB)
- 日本アイソトープ協会、2013年
- ICRP2007年基本勧告の支援文書の一つで、緊急被ばく状況についての助言を扱う。Publication111とは相補的な資料。(2009年11月刊行の翻訳)
- 福島第一原子力発電所外の広範囲に汚染された地域の除染に関するIAEAミッションの予備調査結果に関する概要報告書(PDF:345KB)
- 国際原子力エネルギー機構(IAEA)、2011年
- 農地、森林の除染について掲載。日本語仮訳(要旨部分)はこちら(PDF:400KB)[内閣府原子力委員会]
- 欧州における放射能事故で汚染された食料生産システムの管理のための包括的な手引き書、核および放射能突発事故の管理と復興戦略のための欧州の提案(PDF:7.4MB)
- EURANOS(欧州委員会の研究プロジェクト)、2009年
- 目次など、本の紹介はこちら[農業環境技術研究所]
- チェルノブイリの遺産:健康、環境、社会経済的影響、及び、ベラルーシ、ロシア連邦、ウクライナ政府への勧告(PDF:903KB)
- 国際原子力エネルギー機構(IAEA)、2006年
- チェルノブイリ事故による健康や環境への影響の調査研究について、とりまとめた報告書。
- 淡水資源における放射性核種の輸送ダイナミクス(PDF:2.0MB)
- 国際原子力エネルギー機構(IAEA)、2002年
- 土壌と水域における放射性物質の動態についてチェルノブイリ事故による影響をとりまとめた報告書。
- ICRP Publication 60 国際放射線防護委員会の1990年勧告(PDF:25MB)
- 日本アイソトープ協会、1991年
- 放射線防護において使用されている諸量および単位、放射線の生物影響、放射線防護の基本的枠組みと勧告、勧告の実際面での履行がとりまとめられている。
- ICRP Publication 111 原子力事故または放射線緊急事態後の長期汚染地域に居住する人々防護に対する委員会勧告の適用(PDF:2.5MB)
- 日本アイソトープ協会、2012年
- ICRP2007年基本勧告の支援文書の一つで、長期汚染地域に住む人々の防護についての助言を扱う。Publication109とは相補的な資料。(2010年6月刊行の翻訳)
- 技術レポート472 陸上及び淡水生態系における放射性核種の移行を予測するためのパラメータ値のハンドブック(PDF:1.6MB)
- 国際原子力エネルギー機構(IAEA)、2010年
- 土壌中の放射性物質の作物への移行係数がまとめられている。
- ICRP Publication 103 国際放射線防護委員会の2007年勧告(PDF:3.5MB)
- 日本アイソトープ協会、2009年
- 1990年勧告に基づく放射線防護体系の問題点を是正。また、物理・生物学上の知見の進歩を取り入れて放射線加重係数と組織加重係数の一部を改訂。さらに、環境の放射線防護を実証するための枠組みの策定に関するアプローチも含んでいる。
- チェルノブイリ事故による環境影響とその修復:20年の経験(PDF:8.7MB)
- 国際原子力エネルギー機構(IAEA)、2006年
- 環境と人への被ばくの影響、汚染環境の修復技術などについてまとめている。
- 目次など、本の紹介はこちら[農業環境技術研究所]
- 日本語訳はこちら(PDF:4.2MB)[日本学術会議]
- 食品及び飼料中の汚染物質及び毒素に関するコーデックス一般規格(CODEX STAN193)
- コーデックス委員会、1995年
- 本書、34ページのTABLE1に食品の放射性核種ガイドライン値が掲載されている。