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独立行政法人農業生物資源研究所
北杜地区一般公開の開催について


  独立行政法人農業生物資源研究所は世界有数のカイコ品種(477品種)を保存飼育し、様々な分野の研究に利用していただくために配布しております。これらの貴重なカイコ遺伝資源は蚕糸業法が廃止されるまで、国民の目にふれることなく保存飼育されて参りました。一般公開では、我が国の養蚕に用いられた明治・大正時代の品種に加えて、世界各地のカイコ品種、そして不思議な突然変異種等、通常の養蚕では目にすることの無いカイコを多数展示致します。ごく一般的な実用品種のカイコとは全く違う世界をご覧頂きます。
  近年は、近隣でカイコを飼う、繭から糸を繰る、ということが子供世代にとっては身近でなくなってきております。そこで、一般公開において生きたカイコを観察して頂くと共に、繭人形の製作を体験して頂き、多くの子供達に種々のカイコの繭を見たり、触れたりする機会を持って頂きます。そして歴史的に、大切に守られてきた生物について理解を深める機会をご提供したいと存じます。

ポスター
開催日時:平成19年7月29日(日曜日)
9:30〜16:00
主  催:生物研北杜地区職員  
事務局: 小瀬川英一(ジーンバンク北杜)
会  場:生物研北杜地区庁舎・蚕室
イベント内容:1)カイコ幼虫展示
2)繭人形作製教室(お子様向け)
3)遺伝資源紹介(スライド)





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