データベースおよび研究リソースの整備

動物の生命現象を解明する際に、まず最初に必要な情報として、どのような遺伝子が発現していて、その塩基配列はどうなっているか、ということがあります。いろいろな臓器での発現の差異、形質と相関のある塩基配列の多型の解析など、様々な形の生命科学に関する研究を進めるに当たって、最も基盤的な情報と言えます。当グループでは、オリゴキャップ法(東洋紡)あるいはSMART法(Clontech)により構築した完全長cDNAライブラリーを用いたEST(Expresed Sequence Tag; 発現遺伝子配列断片)解析1,2を行うことで、ブタで発現している遺伝子の情報の網羅的収集を行い、その情報を、公的データベースに登録するだけでなく、独自のデータベース(Pig EST Data Explorer)を構築して公開しています。

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