2012年6月12日 ㈫田植えの様子6月2日に一般説明会を開催した、遺伝子組換え複合病害抵抗性(いくつかの病気に高い抵抗力を示す)イネの田植えを行いました。この遺伝子組換えイネは(独)農業環境技術研究所(農環研)内の隔離ほ場内の水田にて栽培します。 農環研隔離ほ場はフェンスで囲まれた区画の中に水田2か所、畑2か所があります。水田は生垣のような防風林に囲まれており(写真3、8)、コンクリートで囲った実験用水田が3列ずつ並んでいます。3列の水田の周囲には、防鳥ネットを張っています(写真4、11)。 温室で育てた苗をビニル袋で二重に密封した状態でほ場内に運びこみました(写真1)。イネは飼料用品種「たちすがた」と食用品種「日本晴」、およびそれぞれに遺伝子組換えをした実験用品種を植えました。「日本晴」より「たちすがた」のほうが背丈の高い品種で、すでに苗の状態で背丈に差があるのはそのためです。
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