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生物研
平成27年10月9日
国立研究開発法人 農業生物資源研究所

平成27年度遺伝子組換えイネ(スギ花粉ペプチド含有イネ)の栽培管理及び交雑調査結果について

(「第1種使用規程承認組換え作物栽培実験指針」 (400KB) に基づいた情報提供です。)

国立研究開発法人農業生物資源研究所は、国立研究開発法人農業・食品産業総合研究機構作物研究所高機能隔離ほ場において、平成27年4月22日(水曜日)に移植(田植え)し遺伝子組換えイネ(スギ花粉ペプチド含有イネ)の栽培(※第一種使用等)を行ってきましたが、この度栽培を終了しましたので、種子等の拡散防止措置、花粉飛散による交雑調査及び収穫以降の処理等に関してお知らせします。

収穫物は、実験室等において籾の状態で保管するとともに、医薬品開発の一環として、将来の治験に向けたデータを集積するための試験材料として使用します。

なお、第1種使用規程承認組換え作物栽培実験指針に基づき実施したモニタリング措置による交雑調査の結果、交雑粒は見つからなかったことをお知らせします。


※ 第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(水田)での使用

◎種子等の拡散防止措置

  • 防鳥網設置  平成27年4月22日(水曜日)
  • 防鳥網撤去  平成27年7月30日(木曜日)

◎収穫以降の処理

  • 収穫(稲刈り)及び脱穀 平成27年7月30日(木曜日)
    • 稲刈り後直ぐに脱穀し、高機能隔離ほ場内の自然乾燥舎内において乾燥機により乾燥しました。
    • 収穫量 スギ花粉ペプチド含有イネ 124.3 kg(粗籾)
    • 収穫物は、将来の治験等に向けたデータを集積するための試験材料として使用します。
      また、密閉容器等に入れ、他の種子と区別して実験室の冷蔵庫等に保管しています。
  • 残渣処理 平成27年7月30日(木曜日)
    • 残渣(ワラ等)は、不活化処理のため隔離ほ場水田内で裁断(収穫日に実施)し、地下部とともに、隔離ほ場水田内に鋤込み処理しました。

◎交雑調査

  • 調査方法(モニタリング用指標作物配置期間 平成27年6月16日(火曜日)〜7月7日(火曜日))
    • 隔離ほ場を囲むように敷地境界等4箇所に開花期が重複する指標作物「はくちょうもち」を植えたポットを設置しました。
  • 調査結果
    • 指標作物から収穫した種子12,543粒を調査した結果、キセニア現象を生じていたものは0粒で、交雑は認められませんでした。

問い合わせ先など

農業生物資源研究所 理事長廣近 洋彦
栽培実験責任者:農業生物資源研究所   
             遺伝子組換え研究センター長  野 誠
広報担当者:農業生物資源研究所 広報室長 谷合 幹代子(たにあい きよこ)
電話:029-838-8469  E-mail:nias-koho@nias.affrc.go.jp
ホームページのアドレス:http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/

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