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QⅡ-7 遺伝子組換え食品は、いつごろから販売されているのですか?

 1994年(平成6年)に、世界で初めての遺伝子組換え食品が、米国で販売されました。これはフレーバー・セーバー・トマトと呼ばれるもので、完熟した状態でも日持ちが良いのが特徴でした。

 その後、害虫に強い性質や除草剤の影響を受けない性質を持ったトウモロコシやダイズなどの農作物の開発が進められ、これらを中心に本格的な商業栽培が行われるようになったのは1996年(平成8年)からです。

 遺伝子組換え農作物・食品を日本に輸入するためには、生物多様性影響評価、食品や飼料としての安全性など、利用目的により必要な承認を取らなければ、商品として流通できません。

 平成27年1月現在、我が国において食品としての安全性が確認され、販売が認められている遺伝子組換え農作物は、ダイズ、トウモロコシ、バレイショ、ナタネ、ワタ、アルファルファ、テンサイ、パパイヤの合計8作物、292品種となっています。

参考; 安全性審査の手続を経た旨の公表がなされた遺伝子組換え食品及び添加物一覧(PDF)