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研究交流
平成21年1月22日
独立行政法人 農業生物資源研究所

独立行政法人農業生物資源研究所と熱帯農業研究センター(CIAT)が
研究協力に関する協定を締結


独立行政法人 農業生物資源研究所(以下、生物研)は、コロンビア共和国に設置されている熱帯農業研究センター(以下、CIAT:カリ市)との研究交流・協力を促進するため、2009年1月22日に共同研究覚書(MOU)を交わしました。

この協定の締結により、生物研とCIATの間の研究者の交流、共同研究の実施などを通じて、生物研が推進しようとする農業生産性の飛躍的向上、農産物の新たな需要の創出ならびに新産業の創出に関する研究の進展が期待されます。

生物研では今後とも海外研究機関との連携・協力を積極的に進めていきます。

【研究協力の要旨】

生物研では、イネゲノム研究等の研究成果を基盤として海外研究機関(大学等を含む)との積極的な研究交流・共同研究を進めており、IRRI(国際稲研究所)、コーネル大学、CSIRO(豪州連邦科学産業研究機構)等の海外の研究機関とMOUを締結してきましたが、海外研究機関との積極的な研究交流、情報交換、研究者の交流を図ることが生物研の担うべき課題のひとつであると位置づけ、取組みの強化をしてきたところです。

今回、石毛光雄理事長がCIATのジェフリー・ホーティン所長と協議を行った結果、生物研とCIATとの研究協力関係に合意し、共同研究覚書を交わしました(写真)。

CIATは国際農業研究協議グループ(CGIAR)傘下の研究所の一つで、農業生産性と天然資源管理を改善する共同研究を通して熱帯地方の飢餓と貧困を減らすことを使命に、バイオテクノロジーや遺伝資源に関する研究が活発に行われています。

【MOUの概要】
本MOUの下では、以下のような広範囲な協力活動が行われます。
  • 合同研究プロジェクトの企画調整および促進。
  • 研究者および職員の訪問を通じた専門的知識・技術の交換。
  • 共通の関心の対象である出版物や情報などの交換。

調印する石毛理事長とホーティン所長調印後の石毛理事長とホーティン所長


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