平成24年2月24日(金曜日)に第6回「フィブロイン・セリシンの利用」研究会が東京・秋葉原の秋葉原コンベンションホールで開催されました。「フィブロイン」と「セリシン」はシルクを構成するタンパク質で、近年は繊維用途以外にも活用の場を広げつつあります。本研究会はこれらの研究開発に携わる方々の交流の場であり、今年度は「遺伝子組換えカイコ技術を利用した新シルク材料の開発」に重点をおいた講演がなされました。質疑応答では、遺伝子組換え技術を利用したシルクの高機能化、特に医療分野への応用に期待する声が多く聞かれました。