生物研ニュースNo.44
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会議報告
NIASシンポジウム 第6回「フィブロイン・セリシンの利用」研究会〜シルク材料の機能化の展開〜

シルクタンパク質のさらなる有効活用を目指して

 平成24年2月24日(金曜日)に第6回「フィブロイン・セリシンの利用」研究会が東京・秋葉原の秋葉原コンベンションホールで開催されました。「フィブロイン」と「セリシン」はシルクを構成するタンパク質で、近年は繊維用途以外にも活用の場を広げつつあります。本研究会はこれらの研究開発に携わる方々の交流の場であり、今年度は「遺伝子組換えカイコ技術を利用した新シルク材料の開発」に重点をおいた講演がなされました。質疑応答では、遺伝子組換え技術を利用したシルクの高機能化、特に医療分野への応用に期待する声が多く聞かれました。

フィブロイン・セリシンの利用研究会 写真
講演の様子
70名もの参加者に恵まれ、盛況な研究会となりました

[遺伝子組換え研究センター 新機能素材研究開発ユニット 桑名 芳彦]

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