農業生物先端ゲノム研究センター

イネゲノム育種研究ユニット


ゲノム情報を活用したイネの農業上重要な遺伝子の解析 及び新しい育種法の開発

 世界各地に分布するイネには、さまざまな性質の違い(自然変異)が見られ、その一部は品種改良(育種)に利用されてきました。自然変異はイネの染色体セット(ゲノム)に存在する多数の遺伝子の働きによって決められています。しかし、その詳しい仕組みはわかっておらず、イネの育種において必ずしも最大限に利用できていません。
 イネゲノム育種研究ユニットでは、日々蓄積されるイネのゲノムに関する情報や技術を活用して、さまざまなイネのもつ有用な自然変異を効率的に探し、それに関わる多数の遺伝子とその働きを明らかにします。また、それらを用いて品種改良に役立つ新しい素材の開発や、より効率的な育種の方法に関する研究を行います。このような研究を通じて、イネの持つ遺伝情報を品種改良に活用するための一貫した道筋の確立を目指します。

  • Photo
    コシヒカリ(左)ではいもち病の被害が大きく穂が出ない状況でも、pi21遺伝子を導入した良食味品種「ともほなみ」(右)では、被害は軽く、穂が正常にでます。
  • Photo
    自然変異に関わるイネ遺伝子の機能を明らかにするための遺伝子組換え実験

ページトップへ戻る