植物科学研究領域

植物生産生理機能研究ユニット


トピック 1
イネの栄養の吸収と蓄積を促進させる遺伝子を発見
矢印 2016年3月29日のプレスリリース
トピック 2
古代米の起源に迫る!
矢印 2015年9月14日のプレスリリース
トピック 3
トビイロウンカの吸汁を阻害する栽培イネの遺伝子(BPH26)を特定
矢印 平成26年度の主な研究成果
トピック 4
多様な機能を付与する有用遺伝子をイネから発見
矢印 2014年9月1日のプレスリリース
トピック 5
お米の粒の長さと重さに関わる新規遺伝子を発見
矢印 2013年4月12日のプレスリリース
矢印 平成25年度の主な研究成果
トピック 6
世界初!気象データからイネの葉で働くほぼ全ての遺伝子の働きを予測するシステムを開発
矢印 2012年12月5日のプレスリリース
矢印 平成24年度の主な研究成果
矢印生物研ニュース No. 48 研究トピック
トピック 7
水田で生育中のイネにおける体内時計の働きを解明
矢印 平成23年度の主な研究成果
トピック 8
イネが日長を認識して開花を制御する仕組み
トピック 8

イネが日長を認識して開花を制御する仕組み

 イネの開花(出穂)期は、作期や栽培地域に関わる重要な形質ですが、これを制御する仕組みは未解明な点が多く残っています。私たちのグループは、イネがわずか30分の日の長さ(日長)の違いを認識する精度で、開花(出穂)期を制御する開花誘導ホルモン「フロリゲン」の生産をオン・オフする仕組みを明らかにしました。この日長認識は、体内時計が青色光により誘導される開花促進因子と赤色光により誘導される開花抑制因子の働きを日長に応じて使い分けることにより可能となっていました。
体内時計と光による開花制御のネットワーク

体内時計と光による開花制御のネットワーク

青色光は開花を促進し、赤色光は開花を抑制します。体内時計は日長により、開花を促進したり抑制したりします。

日の長さを変えたときのイネのフロリゲン生産量の変化

日の長さを変えたときのイネのフロリゲン生産量の変化

縦軸は対数で1目盛で10倍異なります。

日長を認識して花を咲かせる仕組み

日長を認識して花を咲かせる仕組み

開花促進遺伝子の青い光への反応性と開花抑制遺伝子の赤い光への反応性は1日の中で変動し、また日長によってパターンが変わります。

短日条件では、朝の光に対して開花促進因子の青い光への応答性が高く、開花抑制因子の赤い光への応答性は低いため、開花が誘導されます。一方長日条件では、開花抑制因子の赤い光への応答性が朝に高いため、朝の光で開花抑制遺伝子が産生され、次の日の開花促進因子の働きを抑えます。

ページトップへ戻る