遺伝子組換え研究センター

機能性作物研究開発ユニット


トピック1
病害抵抗性作物創製の新技術の開発
2013年2月19日のプレスリリース
トピック2
血圧調整米の開発
トピック 2

血圧調整米の開発

 米の可食部である胚乳に、血圧調整機能を持つペプチド「ノボキニン」を蓄積させた組換え米を開発しました。先天的に高血圧になるラットにこの米を食べさせたところ、血圧を正常値に調整することが出来ました。ラットにさらに長期間食べさせたところ、より少ない量で安定的に血圧を調整できました。
 ヒトにおいても、この米(炊飯米)を毎日1回 30g程度摂取することで、血圧を調整できると期待されます。現在は、良食味の系統に導入するなど、実用化に向けた血圧調整米の開発を進めています。
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    高血圧ラットに血圧調整ペプチド(ノボキニン)蓄積米を食べさせたところ、血圧が下がることが確認されました。
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    ヒトにおいても、この米(炊飯米)を毎日の食事に取り入れることで、血圧を調整できると期待されます。

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