【発明の名称】 | 緑きょう病菌由来エクジステロイド22位酸化酵素とそれを用いた脱皮ホルモン不活性化システム |
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【要 約】 | 【目的】(J)特定アミノ酸配列を有し、エクジステロイド22位酸化酵素活性を有する蛋白質からなる、昆虫脱皮ホルモンを効率的に不活性化し、昆虫成育の制御によりより細い蚕糸の製造等が可能な新規蛋白質。£トランスジエニツク動物、遺伝子発現システム、転写因子、脱皮ホルモン受容体、リコンビナントタンパク質【構成】式に示すアミノ酸配列を有するタンパク質、または式において、1個または数個のアミノ酸が欠失、置換、もしくは付加されたアミノ酸配列を有し、かつ、エクジステロイド22位酸化酵素活性を有するタンパク質からなる新規タンパク質であり、昆虫病原糸状菌である緑きよう病菌(Nomuraea rileyi)から単離された酵素であり、昆虫脱皮ホルモンの効率的な不活性化によつて昆虫の成育を制御することができ、通常より細い蚕糸の製造が可能になる。このタンパク質は、緑きよう病菌をカイコの蛹の抽出液を含む液体培地中で培養後、培養液を硫安沈殿、フエニル疎水クロマトグラフイ−、ゲル濾過、陰イオンクロマトグラフイ−で精製し得られる。 | ||
【出願番号】 | 2001- 46399 | 【出願日】 | 2001/02/22 |
【公開番号】 | 2002-238583 | 【公開日】 | 2002/08/27 |
【登録番号】 | 3530495 | 【登録日】 | 2004/03/05 |
【出願人】 | 農業生物資源研究所
神村 学 |
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【発明者】 | 茗原 眞路子
齋藤 準 木内 信 神村 学 |
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【代理人】 | 葛和 清司 | ||
【審査請求】 | 請求済み | 【請求項の数】 | 7 |