【発明の名称】 | 新規ナリンゲニン誘導体及びその用途 |
||
【要 約】 | 【目的】(J)ツルアズキ種子粉から分離され、登熟中及び貯蔵中の食用マメ種子を食害するマメゾウムシ類に対して高い虫害抵抗性を発現し、有効に防除することができる、標記新規化合物。£貯穀害虫、ササゲ、リヨクトウ、8−C−B−D−グルコシル−(R)−ナリンゲニン、シリカゲル【構成】式†1(R↑1、R↑2はH、β−D−グルコシル基、但しR↑1、R↑2が同一の置換基である場合は除く。)のナリンゲニン誘導体、例えば式†2の6−C−β−D−グルコシル−(R)−ナリンゲニン。式†1の化合物は、例えば、食用のツルアズキ種子粉をメタノ−ル水溶液で抽出することにより得ることができる。特にアズキゾウムシ、ヨツモンマメゾウムシに高い殺虫活性を示す式†2の6−C−β−D−グルコシル−(R)−ナリンゲニンを得るには、まずツルアズキ種子を粉砕し、85%メタノ−ル水溶液で抽出し、得られた抽出液に適当な処理を行つた後、耐有機溶媒親水性ビニルポリマ−を充填させた低圧液体クロマトグラフイ−で精製すればよい。 | ||
【出願番号】 | 2001-331795 | 【出願日】 | 2001/10/30 |
【公開番号】 | 2003-137895 | 【公開日】 | 2003/05/14 |
【登録番号】 | 3716975 | 【登録日】 | 2005/09/09 |
【出願人】 | 農業生物資源研究所
食品総合研究所 科学技術振興機構 |
||
【発明者】 | 亀山 眞由美
吉田 充 柏葉 晃一 友岡 憲彦 ダンカン ヴォーン 加賀 秋人 小野 裕嗣 |
||
【代理人】 | 久保田・矢野特許事務所 | ||
【審査請求】 | 請求済み | 【請求項の数】 | 4 |