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トピックス
平成24年12月13日
独立行政法人 農業生物資源研究所

2012年農林水産研究成果10大トピックスに
選定されました


12月13日、農林水産省農林水産技術会議事務局は、農業技術クラブの協力を得て、「2012年農林水産研究成果10大トピックス」を選定しました。

(独)農業生物資源研究所関連は、以下の2件が該当しましたのでお知らせします。

なお、「2012年農林水産研究成果10大トピックス」に関する情報は、農林水産技術会議のプレスリリース http://www.s.affrc.go.jp/docs/press/121213.htm をご覧下さい。

第4位
世界初!免疫不全ブタを開発 - ヒト組織や臓器の再生に向けた研究進展に期待 -
生物研プレスリリース:http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/press/20120611/
技術会議付資料:http://www.s.affrc.go.jp/docs/press/pdf/121213-05.pdf
独立行政法人 農業生物資源研究所、株式会社 プライムテック、独立行政法人 理化学研究所は、遺伝子組換えと体細胞クローン技術によって免疫機能を欠失させたブタを世界で初めて開発しました。今回開発した「免疫不全ブタ」を活用して、ヒトの創薬の研究、新薬の前臨床試験、ヒト組織や臓器の再生に向けた研究が進められることが期待されます。
第5位
ブタのゲノム及び遺伝子配列の解読に成功 - ブタの品種改良の加速化に期待 -
生物研プレスリリース:http://www.naro.affrc.go.jp/archive/nias/press/20121112/
技術会議添付資料:http://www.s.affrc.go.jp/docs/press/pdf/121213-06.pdf
独立行政法人 農業生物資源研究所、社団法人 農林水産・食品産業技術振興協会 農林水産先端技術研究所が参加する国際ブタゲノム解読コンソーシアムは、ブタゲノムの塩基配列の90%以上(およそ25億塩基)の解読を行い、25,000個の遺伝子が存在することを解明しました。今回の成果により、ブタの肉質・抗病性・繁殖性の改良の加速化、ブタの臓器移植等の医療用モデル動物としての利用が期待されます。
農林水産研究成果10大トピックスとは:この1年間に新聞記事となった民間、大学、公立試験研究機関及び独立行政法人研究機関の農林水産研究成果のうち、内容に優れるとともに社会的関心が高いと考えられる成果10課題を農業技術クラブ(農業関係専門紙・誌など29社加盟)の協力を得て選定したものです。

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