トップページ > プレスリリースリスト > 新施設「植物遺伝資源供給センター」の公開と農業生物資源ジーンバンク事業30周年記念講演会のご案内

<お願い>
(独)農業生物資源研究所の省略形としては
「生物研」を使用願います。
生物研
お知らせ
平成27年1月20日
独立行政法人農業生物資源研究所

新施設「植物遺伝資源供給センター」の公開と
農業生物資源ジーンバンク事業30周年記念講演会のご案内

ポイント
  • 世界有数の農業生物資源の収集・保存・配布事業を行っている「農業生物資源ジーンバンク事業」は、このたび最新の種子保存システムと種子増殖温室を備えた「植物遺伝資源供給センター」を新設しました。
  • 本施設の落成を記念して施設を公開します。
  • あわせて、農業生物資源ジーンバンク事業30周年を記念する講演会を開催します。

概要

地球温暖化に伴う気象変動や人口の増加に対応した食料安全保障のため、遺伝資源の国際的な重要性はますます高くなっています。農業生物資源ジーンバンク事業は遺伝資源の保存活用を目的として昭和60年に開始されました。これまで世界で5番目に多い約22万点の植物遺伝資源を保存するとともに、遺伝資源の収集、保存、特性評価、利活用のための提供を続け、今年30周年を迎えます。

新しく建設された植物遺伝資源供給センターは、特に種苗産業における遺伝資源の利用を促進するための日本最大の遺伝資源保存施設であり、最新の種子保存システムと増殖温室を備えております。今般はその落成を記念して施設を公開します。

あわせて、記念講演会では、農業生物資源ジーンバンク事業の30年を振り返ると共に、遺伝資源を巡る国際的環境が変化する中でジーンバンクが今後果たすべき役割を展望し、「食料安全保障における遺伝資源の重要性」をテーマとして、倉田のり(国立遺伝学研究所 系統生物研究センター長)、中川原捷洋氏(生物研フェロー)による基調講演とパネルデスカッションを行います。詳細なプログラムは、別紙を御参照ください。

※講演者が一部変更になりました。
日時:平成27年3月3日(火曜日)13時〜17時20分
第一部 開所式・施設公開: 13時〜14時30分
場所:農業生物資源研究所 植物遺伝資源供給センター
(茨城県つくば市観音台2-1-2)
第二部 記念講演会: 15時〜17時20分
意見交換会: 18時〜19時30分
場所:農林水産技術会議事務局筑波事務所2階 つくば農林ホール
(茨城県つくば市観音台2-1-9)
参加費: 無料(意見交換会:5,000円)
申込方法:下記ホームページから申込書を入手し、メールまたはFAXでお申し込み下さい。
(第一部、第二部どちらか一方の参加も可能です。)
http://www.gene.affrc.go.jp/event-ws_20150303.php
E-mail:30nen@gene.affrc.go.jp FAX: 029-838-7054
申込締切:平成27年2月20日(金曜日)
※定員になり次第申込を終了させていただきます。
定員:250名
→ プログラムの詳細

問い合わせ先

(独)農業生物資源研究所 理事長 廣近 洋彦
開催責任者:(独)農業生物資源研究所 遺伝資源センターセンター長 根本 博
 電話:029-838-7051
広報担当者:(独)農業生物資源研究所広報室長 谷合幹代子
 電話:029-838-8469
<記念講演会に関する問合せ先>
生物研ジーンバンク事業推進室 電話:029-803-7465(担当: 猪塚(いのつか)治)
本資料は筑波研究学園都市記者会、農政クラブ、農林記者会、農業技術クラブに配付しています。

【掲載新聞】  1月23日:日本農業新聞

↑PAGE TOP