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プレスリリース
平成18年9月20日
独立行政法人 農業生物資源研究所

農業生物資源研究所がインターネットで出前授業

- 380kmをシルクがむすぶ伝統工芸と新蚕糸技術 -


【要旨】 【授業内容】 【問い合わせ先】 【参考資料】 【用語説明】

【要旨】

   独立行政法人農業生物資源研究所(以下、「生物研」)は、三重県伊賀市立崇広(すうこう)中学校(以下、「崇広中学」)の要請を受け、インターネット回線を通じ生物研の研究者が380km離れた同校の生徒と双方向ライブで質疑応答をおこなう出前授業をおこないます。同校では、伊賀市の伝統工芸で、主に絹糸(シルク)を用いて美しく編み上げられる組紐「伊賀くみひも」*1の作成に取り組んでいます。出前授業では、絹糸を生産する養蚕業とその歴史やカイコを用いた新たな産業の創出などについて紹介します。
   生物研では今後も、研究普及活動の一環としてこのような出前授業に積極的に協力していく予定です。

【授業内容】

  1. インターネットを利用したテレビ会議システムによる遠隔授業を実施。研究者との質疑応答(生物研大わし地区←→崇広中学)を平成18年9月28日、11時55分から12時45分に実施。
  2. ネットワークカメラで生物研でのカイコの飼育状況を崇広中学でモニタリング
  3. 蚕卵および幼虫の送付による飼育体験

【問い合わせ先】
代表者:農業生物資源研究所理事長石毛光雄(いしげてるお)
交流担当者:農業生物資源研究所産学官連携推進室長大浦正伸(おおうらまさのぶ)
電話:029−838−7435
担当研究者:農業生物資源研究所上級研究員永易健一(ながやすけんいち)
広報担当者:農業生物資源研究所広報室長小川雅文(おがわまさふみ)
電話:029−838−8469
協力者:崇広中学校校長大谷 徹(おおたにとおる)
協力者:崇広中学校教諭藤山秀公(ふじやましゅうこう)
電話:0595−21−0335
○ 本発表に関する問い合わせ先:産学官連携推進室長大浦正伸


 スナップショット

 【掲載新聞】:
9月22日(金):化学工業日報
9月29日(金):毎日新聞(伊賀)、朝日新聞(伊賀)、中日新聞(伊賀)、産経新聞(伊賀)


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