アグリ・ゲノム研究の総合的な推進 [(旧)食料供給力向上のためのグリーンテクノ計画] ― イネゲノム研究 ―

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イネ・ゲノムの全塩基配列の解明(〜平成16年度)
(略称:全塩基配列、GS)

概 要 研究課題名等 研究成果の公表 解読最新情報
(RGPホームページ)

新着情報!
イネゲノム塩基配列解明への貢献に対して、佐々木卓治総括リーダーにタイ王国より
Golden Sickle Award (「黄金の鎌」賞)が授与されました。
RGPのイネ第1染色体のNature掲載論文が、
ISIによる調査でもっとも多く引用機会があった論文に選ばれました。


1.達成目標

イネ・ゲノム塩基配列の効率的な解明を行うため、精密な物理地図と発現遺伝子地図を作成し、それらをもとに10年間でイネの完全な設計図ともいうべき全塩基配列を解読する。併せて、塩基配列から遺伝子等を迅速に推定する技術を開発する。

2.研究内容

1)イネ・ゲノムの効率的解析技術の開発
(1)研究目的 : 全塩基配列解読のための新たなゲノムライブラリー及び精密物理地図の作成を行うとともに、全塩基配列の解読、有用遺伝子単離、DNAマーカー育種の基盤として、発現遺伝子(cDNA)を染色体地図上に位置付ける。

(2)研究内容 : 新規なPAC・BACゲノムライブラリーを作成するとともに、精密な物理地図を作成する。また、イネの染色体領域をカバーするDNA断片にタンパク質として発現している遺伝子(cDNA)を位置付け、染色体上での遺伝子の位置を確定する。

(3)達成目標 : イネ・ゲノムをカバーするPAC・BACライブラリーが完成し、第1、6、7及び第8染色体の精密物理地図が作成される。また、約7,000種類(cDNA14,000個相当)の遺伝子の染色体上の位置情報が明らかになる。

2)イネ・ゲノムの全塩基配列の解読
(1)研究目的 : 1期イネ・ゲノム研究の成果を踏まえ、イネ・ゲノム中に存在する遺伝情報を全て把握し、これらを利用した画期的な有用作物作出の基礎的知見を得るためにイネの全塩基配列解読を行う。

(2)研究内容 : イネ・ゲノムについて、遺伝子が多数存在する重要な領域から塩基配列の解読を進め、10年間でイネの完全な設計図ともいうべき全塩基配列を解読する。

(3〉達成目標 : イネの全塩基配列情報が得られる。

3)ゲノム情報の解明技術の開発
(1)研究目的 : ゲノムの情報解析は、全塩基配列の情報を重要遺伝子の単離、遺伝子機能の解明、得られた遺伝子の特許化等に繁げる重要な研究領域であるため、これらの情報を効率的に検索・解析するプログラムシステムの開発等を行う。

(2)研究内容 : 解読された塩基配列の意味するところを、他の生物の塩基配列情報等から類推するとともに、遺伝子やプロモーター(発現を制御する塩基配列)の領域を迅速に推定する技術を開発する。

(3)達成目標 : 塩基配列情報の中でタンパク質コード領域を予測するプログラムシステムが開発される。また、イネのゲノム情報に関するアノテーションシステム、情報管理システムが構築される。


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