アグリ・ゲノム研究の総合的な推進 [(旧)食料供給力向上のためのグリーンテクノ計画] ― イネゲノム研究 ―

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イネゲノム研究で得られた成果はどう役立つのですか?(1)

「イネは全ての穀物のモデルである」

主要穀類のゲノムの大まかな比較から、イネとトウモロコシや小麦などの穀類の遺伝子の並び方が似ていることがわかりました。しかし、イネに比べてトウモロコシは6倍、小麦は約40倍もゲノムが大きいのです。このことから、穀類の遺伝情報の研究にはイネゲノムの研究が一番効率的であり経済的であると言えます。イネゲノムの研究成果が、イネのみならずトウモロコシや小麦の遺伝子単離や品種改良にも活用できるものと世界中から期待されています。イネゲノムの研究成果の他作物への利用についての研究は、グリーンテクノ計画「多様性ゲノム解析研究」で行っています。

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