アグリ・ゲノム研究の総合的な推進 [(旧)食料供給力向上のためのグリーンテクノ計画] ― イネゲノム研究 ―

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イネゲノム研究で得られた成果はどう役立つのですか?(2)

「高齢化社会・食料・環境問題の解決に貢献」

イネなどの作物が本来持つ病気や害虫に対する抵抗性の仕組みを強化して、減農薬や低農薬の農業を可能にします。穀類の収量を増やしたり、劣悪な環境でも育つ穀物を開発し、21世紀の食料問題解決に貢献します。また、人間の体によい成分を作る農作物を開発し、毎日の食事で病気の予防に役立てたり、あるいは、薬の原料を畑で作ったりできるようになるでしょう。
このような成果を目指し、農水省では、平成17年度より「食料供給力向上のためのグリーンテクノ計画」を行っています。

イネゲノム研究
  

約37,000個の遺伝子



農業上有用な遺伝子
病虫害抵抗性遺伝子
収量関連遺伝子など



機能性物質生成関連遺伝子
アレルゲンフリー
コレステロール降下作用など

高齢化社会問題
●アレルゲンフリーイネの開発
●生物工場(健康機能性を増強したイネ等の開発)利用による医療品原料の生産
人口・食料問題
主要穀物の安定的生産技術の確立
イネ、トウモロコシ、小麦、大豆等
環境問題
劣悪環境適応可能なスーパー植物の開発
耐寒・耐暑性、耐乾燥性、耐塩性等
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