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開催趣旨 |
私達が普段食べている農作物や畜産物は、多くの先人たちが、何万年もの時間をかけ野生植物や動物を選抜・改良し利用可能にしてきたものです。
近年、イネゲノムの全塩基配列の解読や分子生物学的研究の著しい進展により、ゲノム情報や遺伝子組換え技術を利用した新たな農作や家畜の開発や利用が進みつつあります。
また、カイコは絹生産のために長く利用されてきたが、最近では遺伝子組換え技術により有用物質生産など、新産業創出の可能性を示すなど新たな局面を迎えています。
農業に利用されてきた生物資源の改良の歴史やこれまでの社会的役割を概説するとともに、世界的な食料問題等の展望や今後の食料戦略などの解説と、それらの解決を図るための最新の研究内容を紹介します。
平成27年度の講義は、つくば市内で開催する予定です。誠に申し訳ありませんが、今年度はインターネットによる配信を行いません。下記の「開催概要」をクリックしご確認下さい。