図1 シュウ酸カルシウム針状結晶シュウ酸カルシウム針状結晶は長さ約0.1mmの極めて尖った形状を持つ。
図2 シュウ酸カルシウム針状結晶とシステインプロテアーゼの相乗的な耐虫効果 エリサン幼虫にシステインプロテアーゼ単独、シュウ酸カルシウム針状結晶単独及び、両方同時に塗布した葉を食べさせ、耐虫効果を比較した。 (A) 何も塗布しない、(B) シュウ酸カルシウム針状結晶を塗布、(C) システインプロテアーゼを塗布、(D) シュウ酸カルシウム針状結晶とシステインプロテアーゼを両方塗布。Dの両方塗布した場合のみ、顕著な耐虫効果(成長阻害・殺虫活性)が見られた。
表1 シュウ酸カルシウム針状結晶とシステインプロテアーゼの相乗的耐虫効果の数量的関係 試験開始1日後のエリサンの死亡率(%)を示す。(n=16-17、―;検証せず)
[その他]
今野浩太郎、井上尚、中村匡利