22.桑古条マルチング挿木法(1963)

山本 賢(1964)ポリエチレンマルチングによる桑の古条さし木法について(T).蚕糸研究 第49号:4-8

1.古条さし木において簡易に地温を上昇させ、発根促進と活着を高める目的でポリエチレンフィルムによるさし床のマルチングを試み、次のような結果を得た。

2.マルチングによる温度効果は大きく、9時および15時の地下10cmの地温は露地よりかなり高く、気温にくらべても常に高い傾向を示した。しかし、天候によって昇温効果に差異があり、曇雨天には小さく、晴天時に大きかった。

3.さし木後30日目のさし穂(一ノ瀬)は露地区が発根しなかったのに対し、マルチ区は76%、48日目では露地区32%に対しマルチ区68%の発根率を示し、根量、根数および地上部の発育ともマルチ区がはるかに良好であった。


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