47.四輪トラクター用土壌消毒機(1975)

塩川晴寿、角田文雄(1975)土壌消毒機.実用新案登録.第025122

塩川晴寿、角田文雄(1977)四輪トラクタ用土壌消毒機に関する研究(T)試作機の構造および機構について.蚕糸試験場彙報 第104号:1-6

1.数アールから数ヘクタールの紋羽病地の土壌消毒を安全かつ高能率に行うため、四輪トラクタ(23PS)に装着できる土壌消毒機を開発した。

2.本機はトラクタ中央部右側に装備する噴射装置と三点リンクでけん引するサブソイラおよび鎮圧装置の3部からなるもので、サブソイラは深さ40cmまで切開して進み、トラクタの後輪駆動で作動する噴射装置から圧送されるクロールピクリンは、サブソイラ背面から走行30cm 毎に地中20cm 40cmの2段に噴射され、サブソイラで切開膨軟化された土壌は、鎮圧装置で圧密し、ガス飛散を防止する機構となっている。


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