66.画像処理による生糸繊度の計測システム(1985)

西出照雄、大浦正伸(1985)画像処理による繊度の計測法と装置の構成.日本蚕糸学雑誌 54(2)128-133

1.画像処理手法を応用して、生糸の幅(μm)、繊度および表面形態を連続して計測する方法とシステムの開発を行うとともに、試作装置の基本的な計測機能について検討を行った。

2.糸条の光学像の検出・伝送はレンズ系と光ファイバを六方稠密に配列したファイバ束とで構成したイメージガイドで行い、ITVカメラで光学像を電子画像信号に変換する。この電子信号に対しラインサンプリング等の電気的諸処理を実行し、糸幅と近似的な繊度値を自動的に算出する。

3.このようにして次々に得られる糸幅、繊度、糸条像はモニタTVに出力されて、視覚による繊度情報が得られ、また計測結果はTTLレベルのデジタルおよび電圧量の信号(0〜10V)としても得られる。

4.この方法に従って試作構成した諸装置の基本的な計測機能について検討した結果、本計測系は糸条の静止、走行の状態に拘わらず所期の機能を発揮できることが確認された。


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