102.カイコ濃核病ウイルス抵抗性遺伝子(nsd-1)の座位(1990)

江口良橘、蜷木 理、原 和二郎(1991)カイコ濃核病ウイルス1型非感受性の遺伝分析.日本蚕糸学雑誌 60(5)384-389

1.カイコ飼育における違作の大きな原因の一つとして、ウイルス病がある。そこで濃核病ウイルス抵抗性蚕品種について遺伝解析を行った。

2.標識遺伝子として、rb(赤血):血液が体外で赤色になる、Lan(細長蚕):幼虫体形が細長く発育が遅れる、Sph(小球細胞欠如):血液中の小球細胞が欠如する、を解析に用いた。

3.遺伝解析の結果、カイコ濃核病ウイルス1型に対する抵抗性遺伝子(nsd-1)を見出した。

4.この遺伝子に関する連関検索と三点実験の結果、本遺伝子は21連関群の8.3の位置に座位することを決定した。


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