121.サクサンフィブロインの一次構造(1992)

Yukuhiro, K., T. Kanda and T. Tamura (1991) Motif and preferential codon usage in Antheraea pernyi fibroin gene. Jpn. J. Genet. 66(6): 755 (第63回遺伝学会大会講演要旨)

1.サク蚕フィブロインcDNAをクローニングし、約1.4kbの塩基配列を決定した。

2.サク蚕フィブロインのアミノ酸組成は大部分、アラニン、グリシン、セリンの3種よりなり、アラニンの大部分は連続したポリアラニンの形態で存在することを明らかにした。

3.フィブロイン遺伝子内の反復基本単位(モチーフ)に2種類あることを明らかにした。

4.テン蚕フィブロイン遺伝子においてもサク蚕のものと相同性のある反復構造があることが明らかとなった。これらの構造はカイコのものとは大きく異なっていた。

5.各種フィブロイン遺伝子のコドンの使用頻度に偏りがみられることが判った。


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