147.カイコの分子マーカーによる高密度連鎖地図(1995)

Yasukochi, Y. (1998) A dense genetic map of the silkworm, Bombyx mori, covering all chromosomes based on 1018 molecular markers. Genetics 150: 1513-1525
Yasukochi, Y. (1999) A simple and accurate method for generating co-dominant markers: an application of conformation-sensitive gel electrophoresis to linkage analysis in the silkworm. Mol. Gen. Genet. 261: 796-802

1.100種類の10-merのプライマーを組み合わせて、支108号と大造問のRAPD多型を検出した。また、染色体末端特異的プローブを作出するために、カイコにおけるテロメア反復配列の(TTAGGn5'-側に隣接する領域をクローニングして塩基配列を決定した。この配列をSTS化してPCR多型を検索した。さらに、データベースに登録されている既知遣伝子についても、同様にSTS化してマーカーとしての有効性を検討した。

2.得られた5種類のテロメアクローンと4種類の既知遣伝子を含む500以上の多型マーカーを用いて支108号と大造間のF2世代118個体の連鎖解析をおこない、連鎖地図を作成した。その結果、カイコの全27常染色体とX染色体に相当する28個の互いに独立な連鎖群が構築できた。また、テロメアクローンは、いずれも連鎖群の末端近傍に位置した。


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